こんにちは🎵
いわたあさみです🌷
今日は、『愛着障害』についてお話します。
私は、以前、児童養護施設・乳児院で勤務していたことがあります。
県内で最大規模の施設で、0~18歳まで100名以上の子どもたちが暮らしています。
そこの子どもたちが、一番願っていることは
何だと思いますか?
それは…
「お母さん、お父さん、大好き❗」
「いっぱいいっぱい抱き締めて」
「いっぱいいっぱい愛して‼️」 です。
児童養護施設・乳児院とは、様々な理由で親が育てられない未成年の子どもたちを養育するところです。
職員は、24時間、交替で養育に当たります。
戦後は、戦災孤児や貧困が多かったそうですが、今は親の虐待、ネグレクト、精神疾患、犯罪、死別、離別など…家庭内の問題が多いです。
もちろん、原因は複雑です💧
離婚した母親に育てられていたが、母親が病死。父親は、行方不明。親戚も養育拒否…など、離婚が絡んで養育者不在となった子どもたちもいます。
未就学児の場合、この子たちの多くは特有な症状を見せます。
○パニックや癇癪を起こし、起きるとなかなか収まらない。長時間、泣きじゃくるなど。
○噛みつきが見られる。(相手の身体のどこであろうと、深く歯形や内出血が残るほど噛みつく)
○おもちゃを投げつける。
○食べ物の好き嫌いが多い。
○毎晩、おねしょをする。(トイレトレーニングは終了しているのに、また戻るということ)
愛着障害とは『養育者(親)との愛着が何らかの理由で形成されず、子どもの情緒や対人関係に問題が生じる状態』です。
特に、乳幼児期に母親を主とする養育者との間に愛情が形成されないことによって起こります。
離婚時の親権者を決定する際、「母性優先の法則」が適用されるのは、母親との愛着形成を重視した結果でしょう。
もちろん、父親との愛着もありますが、特に乳幼児期の母親の存在は、絶対的です。
施設では、子どもたちに【育て直し】ということをします。
4歳、5歳であっても、生まれたばかりの赤ちゃん👶からもう一度やり直すことです。
しかし、職員の勤務時間の関係で、同じ職員が母親のようにその子だけを毎日24時間、養育することができないため、難しい面があります。
そうなのです。
愛着の形成は、乳幼児期に決まった一人の養育者と生活していく中で深められていくものなのです。
施設のように、
養育をしてくれる大人(職員)が複数居て、シフトで頻繁に変わることは、愛着が形成されるどころか、阻害されてしまいます💦
イギリスでは、児童養護施設で保護された子どもの約7割が里親と暮らしています。
日本で里親制度が普及しないのは、その認知度の低さ、国が制度普及を推し進めてこなかったことが原因だと思います。
愛着障害を、児童養護施設・乳児院の子どもたちを例にお話してきました…
が、一般の家庭でも、親と子の愛着の形成が阻害されれば、愛着が得られず、乳幼児期、学童期、青年期だけでなく、大人になってからも、愛着障害による症状が続くことがあります。
情緒面・対人関係・アイデンティティーの確立に困難を抱え、また、他の疾患(うつ病、心身症、不安障害、境界性パーソナリティー障害など)の発症原因になってしまうことがあるのです。
このように、乳幼児期に於ける養育者との愛着の形成は、重要であり、その子どもの将来に渡る人格形成に大きな影響を与えます。
子どもたちにとって、最良の環境とは…
お父さん、お母さんが仲良く、家庭内で役割を担って協力して子育てに関わる。親が、子どもの安全基地となるような家庭です✨
それは、離婚前であっても、離婚した後でもこのような環境作りが成されることが理想なのです。
離婚後も、適切な面会交流が実施され、親としての責務を果たすためにも、
●どのような形で離婚したのか
●子どもにとって障害となるような離婚の仕方をしていないか
が大切です。
お互い、お別れする上で意見の食い違いはあるものの、折り合いをつけて話し合いでお別れすること、子どもにとってどのような形が良いのか、面会交流や養育費などについて一番に考えてあげて欲しいと思います。
私が、円満離婚、話し合いによる離婚をお勧めする理由です。
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